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前立腺講座その5

前立腺肥大症の手術には、
開腹・内視鏡手術以外の方法もあります

前立腺ドック・PSAドック
棚橋よしかつ+泌尿器科
仙台市青葉区国分町2-2-11
TEL: 022-722-0028
2005年2月17日更新 携帯版(http://0028.jp/k)
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Dr.たなはしの前立腺講座その5

Dr.たなはしの前立腺講座その5
〜前立腺肥大症の手術には、開腹・内視鏡手術以外の方法もあります。

  前立腺の治療法として、前回は開腹手術と内視鏡手術
  についてお話しましたが、それ以外の方法もあります。

  薬物療法といわゆる手術療法の中間的な治療法です。
  それには、温熱・高温度治療法と尿道ステント挿入法
  などがあります。

  温熱・高温度療法は、電磁波を用いて前立腺を
  一時的に加熱し、治療効果を得ようとするものです。
  尿道あるいは直腸からプローブ(アンテナ)を挿入
  して電磁波(マイクロ波やRF波)を前立腺の部分
  のみに作用させます(上図)。

  加温する温度範囲により、温熱療法と高温度療法
  に分けられます。

  温熱療法(ハイパーサーミア)の加温範囲は45度以下
  で、治療効果はマイルドですが、手術後の逆行性射精
  などの問題点を生じさせない利点があります。

  高温度療法(サーモセラピィー)の加温範囲は45度以上
  で、前立腺組織の変性・壊死・褪縮がおきるため、
  いわゆる手術療法に近い治療効果が得られます。

  いずれも、1時間程度寝ている間に治療は終了します。

  尿道ステントは、金属製あるいはプラスチック製の
  パイプ状のもので、前立腺部尿道がつぶれないように
  する方法で、さまざまな身体条件から手術が受けられない
  場合に行われます。

  この他、バルーン(特殊な風船)で前立腺部尿道を
  押し広げる方法、エタノールを注入し前立腺組織を
  破壊する方法などもあります。

  前立腺肥大症は、生活の質(QOL:Quality of Life)
  を落とすのみならず、腎機能にも影響を及ぼす
  場合があります。

  薬物療法で効果が得られない場合には、内視鏡手術
  あるいはそれに代わる手術方法の選択を、専門医と
  よく相談することが必要です。

  また、いずれの治療法を選択する場合でも、あらかじめ
  前立腺癌を合併していないことを確認しておくことが
  とても大切です。

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