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前立腺講座その10

前向きに、頑張りましょう!

前立腺ドック・PSAドック
棚橋よしかつ+泌尿器科
仙台市青葉区国分町2-2-11
TEL: 022-722-0028
2005年2月17日更新 携帯版(http://0028.jp/k)
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Dr.たなはしの前立腺講座その10

Dr.たなはしの前立腺講座その10
〜前向きに、頑張りましょう!

  腎臓の働きの落ちている患者さんがいた。
  彼は私の病院に来る10年以上も前に、内科医から
  諭された。

  「あなたの腎臓の働きでは、今の医学では何年
  生きられるか保証は出来ません。あと5年も持たない
  かもしれません。しかし、塩分と蛋白を控えた食事に
  気を配れば、もしかして数年のうちに画期的な治療法
  が開発されるかもしれません。希望を捨てないで、
  できるだけがんばってください!」と。

  そして、その患者さんは、医師の言い付けを守り節制をした。

  その結果、奇跡的に長期間腎臓の働きが保持された。
  10年以上を経て私の病院に来たときには、そのまま
  放置すれば命にも関わる状態だったが、そのときは透析
  (人工腎臓)という方法が実用化されていた。
  もう、20年以上前の話だ。

  予想以上に病状の進行が遅かったという幸運も
  味方してはいるが、

  「たとえかすかな希望でも、捨てずにがんばれ」
  と諭した内科医はもとより、

  「きっとよい治療法が出来てくるにちがいない」
  と信じて、たゆまず節制した患者さんの心意気が
  あってこそのよい結果である。

  悩める人たちが、たとえわずかな光であろうと、
  “決して希望を捨てることなく頑張る”ことが
  できるよう、私たち医療者も精一杯お手伝いして
  いきたいと考える。

  たとえ前立腺がんが見つかったとしても、
  あきらめず、“前向きに生きる”気持ちが大切です。
  新しい画期的な治療法は必ず見つかります。

  たとえ、その治療法の発見まで間に合わなかった
  としても、“充実した時間を過ごそうと努力する”
  こと自体が、その人の人生にとって、とても大切な
  ことだと思います。

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