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膀胱講座その4

膀胱腫瘍その2

前立腺ドック・PSAドック
棚橋よしかつ+泌尿器科
仙台市青葉区国分町2-2-11
TEL: 022-722-0028
2005年2月22日更新 携帯版(http://0028.jp/k)
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Dr.たなはしの膀胱講座その4

Dr.たなはしの膀胱講座その4
〜膀胱腫瘍その2

  膀胱腫瘍は、良性のものと悪性のものがありますが、
  圧倒的に悪性腫瘍の比率が高く、90%以上を占めています。

  膀胱がんの大半は、膀胱内腔(尿の貯まる方)に
  突出するタイプです(図1)。

  大きさが3〜5mmになれば腹壁からの超音波で
  見つけることができます。
  血尿などの症状がなくても膀胱がんが見つかるのです。

  ただ、膀胱がんと紛らわしい像を呈する病変もあります
  ので、確定診断は膀胱内を直接観察する内視鏡検査
  により行われます。

  その際、腫瘍組織を摘み出して、顕微鏡で調べる生検
  という方法が同時に行われる場合もあります。

  生検では、がん組織の悪性度というものを調べます。
  熟練した泌尿器科専門医は、膀胱鏡所見のみで、
  がんの悪さをある程度推定することができます。

  膀胱壁のどの深さまでがんが及んでいるか(浸潤度)で、
  治療法も異なりますし、予後(治療効果=完治するか
  否か)も違ってきます。

  X線CTやMRIなどの検査で、浸潤度の判定を行います。

  がんの悪性度や浸潤度検査の結果によっては、
  他臓器への転移の有無をくわしくチェックする
  必要も出てきます。

  膀胱がんの中には、ごくまれに膀胱内腔に突出せず、
  膀胱粘膜内にとどまるものがあります(図2)。
  このタイプのがんは診断が容易ではありません。

  膀胱がんも、早期に発見し治療することが大切です。
  がんは大きくなるまで血尿が見られないこともあります
  ので、胃や腸の内視鏡と同様に、定期的に超音波検査を
  うけることが薦められます。

  超音波検査では、無痛裡かつ短時間で、ごく小さな
  腫瘍まで発見することが可能となっているのです。

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