HOMEへ戻る

膀胱講座その3

膀胱腫瘍その1

前立腺ドック・PSAドック
棚橋よしかつ+泌尿器科
仙台市青葉区国分町2-2-11
TEL: 022-722-0028
2005年2月17日更新 携帯版(http://0028.jp/k)
HOME | 院長紹介 | 交通案内 | 著書リスト | 随筆集 | リンク | サイトマップ
前立腺講座 | 腎臓講座 | 膀胱講座 | 性感染症講座 | こんなときはどうする?

その2  <<  その3  >>  その4

Dr.たなはしの膀胱講座その3

Dr.たなはしの膀胱講座その3
〜膀胱腫瘍その1

  膀胱腫瘍は、尿路(腎杯、腎盂、尿管、膀胱、尿道)
  の腫瘍の中で、もっとも頻度の高いものです。

  膀胱にできる腫瘍には、良性のものと悪性のものが
  ありますが、圧倒的に悪性腫瘍の比率が高く、90%以上
  を占めています。

  日本における膀胱癌の発生頻度は5000〜10000人に1人ぐらいで、
  決して多いものではありませんが、年々増加の傾向にあります。
  男女比は、およそ3対1で男性に多く発生します。

  原因は不明のことが多いのですが、職業性膀胱癌といって
  ある種の化学物質に長期間接触している人に起こることが
  知られています。

  その化学物質とは、アニリン系色素、ベンチジン染料などで、
  かつては京都の染物屋さんにも多くみられました。

  また、危険因子としては、喫煙、ある種の人工甘味料、
  山菜(ワラビやゼンマイ)などがあげられています。
  コーヒーの多飲を指摘するデータもあります。

  喫煙は避け、ワラビやゼンマイなどの山菜もよく湯がいて
  灰汁(アク)をとって食べることがすすめられます。

  症状としては、無症候性の血尿(排尿痛、頻尿がなく
  尿に血が混じる)が最もよくみられるものです。
  この血尿は自然に止まってしまうこともあるのですが、
  そこで放置すると大変なことになる可能性があります。

  ときに、尿路感染症(膀胱炎)を伴うこともあります。
  この場合には、排尿時痛や下腹部痛が出現します。
  通常の膀胱炎と違って、治りにくい、何回も繰り返すのが
  特徴です。

  かなり進んだ状態では、上部尿路通過障害による水腎症から
  腹痛や発熱をおこしたり、膀胱の中に凝血塊がつまって
  排尿ができなくなったり(膀胱タンポナーデ)、貧血を
  起こしたりすることもあります。

  膀胱がんも、早期に発見し早期に治療することが大切です。
  検診で顕微鏡的血尿が見られたら、一度泌尿器科の専門医に
  相談することが必要です。

その2  <<  その3  >>  その4

HOME | 院長紹介 | 交通案内 | 著書リスト | 随筆集 | リンク | サイトマップ
前立腺講座 | 腎臓講座 | 膀胱講座 | 性感染症講座 | こんなときはどうする?

©2004- 棚橋よしかつ+泌尿器科
http://www.0028.jp/