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腎臓講座その3

腎臓は体液のバランスを保つ

前立腺ドック・PSAドック
棚橋よしかつ+泌尿器科
仙台市青葉区国分町2-2-11
TEL: 022-722-0028
2005年2月17日更新 携帯版(http://0028.jp/k)
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Dr.たなはしの腎臓講座その3

Dr.たなはしの腎臓講座その3
〜腎臓は体液のバランスを保つ

  腎臓は体液のバランスを保つ
  腎臓は尿をつくり老廃物の除去を行うだけでなく、
  電解質(塩分など)の保持や酸塩基平衡(血液の
  バランス)の保持といった生命の維持に不可欠な働きを
  しています。

  電解質の保持と血圧の調節
  ナトリウム、カリウム、カルシウム、リンといった
  皆さんよくご存知の元素(電解質)、あるいは最近話題の
  マグネシウムといった、生体の維持に重要な電解質の
  調節を行っています。

  これらの電解質のバランスの乱れで、神経伝達機構、
  筋の収縮、心臓の働き、酸塩基平衡などに悪い影響を
  与えることになります。

  また腎には、
  レニン−アンギオテンシン−アルドステロン系と
  いわれるシステムがあり、血圧維持にも重要な働きを
  しています。

  さらに、エリスロポイエチンという赤血球の成長を
  助ける物質も作られています。

  ですから、腎臓の働きが悪くなると、血圧が高くなったり、
  貧血になったりするのです。

  酸塩基平衡の保持
  血液の水素イオン濃度(pH指数)は、7.40程度で
  わずかにアルカリ性に傾いています。体の中の化学反応
  には最適なpH濃度があり、そのため7.35〜7.45の範囲に
  厳しく保つために腎が働いているのです。

  酸性の物質代謝により、血液のpHはたえず変動しますが、
  炭化水素、血漿蛋白、ヘモグロビンなどの緩衝作用で、
  pHが一定に保たれているのです。

  しかし、肉体労働による疲労、下痢、嘔吐、重症の糖尿病、
  腎不全、膵炎や肝障害、あるいはある種のくすりの
  飲みすぎなどで、このバランスが保てなくなると
  危険な状態に陥ることになります。

  夏は、たくさん汗をかいて喉がかわきます。
  水もたくさん飲みたくなります。

  でも、胃のなかで働く消化酵素も、至適pHかつ適温
  でなければ働けないのです。

  冷たい水分をがぶがぶ飲むとお腹をこわしやすく
  なるので、温かい飲み物も忘れないようにしましょう。

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